体験することが、なによりも大切。
サイエンスキャラバン号

リコー・サイエンスキャラバンでは、リコーの人材と技術をベースとして開発された科学の不思議、面白さを感じていただけるプログラムを運営しています。教科書や参考書は学校での授業に任せ、サイエンスキャラバンでは、自らの体験を通じて得た「へぇ!」を持ち帰っていただきたい。それが私たちの願いです。現在では以下の3つのプログラムをご用意し、出展するイベントの規模と内容に応じて実施しています。
コピー機になってみよう! 

360度カメラとあそぼう!

コピー機のひみつをさぐれ!
〜光と色の3原色〜
コピー機になってみよう!

 

静電気の力でコピーが行われる仕組みがわかる

タカハシ博士の解説
コピーの原理は、1938年にアメリカのチェスター・F・カールソン氏によって考案されました。「コピー機になってみよう!」は、このコピーの原理である「帯電」- 「露光」 - 「現像」 - 「転写」 - 「定着」 - 「クリーニング」の6つの工程を取り出し、自分の描いた絵が静電気の力で複写される仕組みを体験するリコー・サイエンスキャラバンの人気プログラムです。
 
子ども達と話すハタケヤマさん
1999年秋に開発された「コピー機になってみよう!」は、2008年までの10年間に全国で延べ2万人以上の子どもたちが体験していただきました。本来の対象は「中学生以上」を想定していましたが、会場はいつも小さな子どもたちでにぎわいます。コピーの原理、仕組みの理解はさておき、自分が描いた絵の複製ができる不思議、楽しさは、年齢とは関係がないのです。

 

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原稿がコピーされるまでに行われる6つの工程

 
コピー機に原稿をセットしスイッチを押すと、あっと言う間に原稿のコピーが出てきます。この時、コピー機の中では帯電 - 露光 - 現像 - 転写 - 定着 - クリーニングという6つの作業が行われています。「コピー機になってみよう!」では、この6つの手順を一つひとつ実際にやってみることができます。

「コピー機になってみよう!」で行う6つの工程をご紹介

  • 皆さんが「コピー機になってみよう!」で行う実験には、静電気を始めとする科学原理がたくさん登場します。
  • 少しむずかしいですが、仕組みがわかると実験はさらにおもしろくなりますよ!

 
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熱闘!紙バトラー
デジタルカメラの基本的な仕組みを学び、
不思議なレンズ体験や360度写真を撮り、動かして楽しみます

リコーグループではコピー機のほかにデジタルカメラも作っています。デジタルカメラとコピー機はまったく別の機械ですが、レンズを使って光を集めイメージセンサーで光を電気信号に変換して記録する仕組みは同じです。「360度カメラとあそぼう!」はデジタルカメラの仕組みを学び、リコーの360度カメラ“THETA”を使って全天球写真を撮り、動かして楽しむワークショップです。

ステップ1:デジタルカメラの仕組みを知る

ステップ3:不思議なレンズの体験

ステップ2:デジタルカメラの部品を観察する

ステップ4:360度カメラを使ってみる

写真が発明されてから360度カメラが登場するまでの物語

  • 今ではスマホで写真を撮影するのが当たり前ですが、少し前まで写真はカメラとフィルムを使って撮影していました。ここでは写真の発明から360度カメラの登場、360度カメラの仕組み、そして良い写真を撮るためのヒントまでを3本の動画でご紹介します。
  • 少しむずかしいところもありますが、繰り返し楽しんで見ているうちに写真とカメラのことがわかってきますよ!

 

コピー機のひみつをさぐれ!
原稿が読み込まれコピーが出てくるまでに、コピー機の中では何が起こっているのでしょう?

カラーコピー機は“光の3原色”を利用した目(センサー)で原稿を読み取り、それを“色の3原色”に変換して4色のトナー(インク)を使って印刷します。「コピー機のひみつをさぐれ!」は、それらの工程についてわかりやすい実験を通して、カラーコピーができるまでの工程を学ぶワークショップです。

ステップ1:光の3原色について学びます

ステップ3:色の3原色について学びます

ステップ2:光の3原色について実験します

ステップ4:色重ねの実験をします