東京都江東区:日本科学未来館
2008年8月2日
リコー・サイエンスEx.「静電気でビリビリばんばん」
リコー・サイエンスEx.2008 記録映像
リコー・サイエンスEx. は毎年8月に開催している、一日完結型の科学体験プログラムです。「コピー機になってみよう」は一回の体験時間がおよそ45分。小さなお子さんから大人まで、幅広い層の方々に楽しんで頂けるよう構成されているのに対し、サイエンスEx.はその対象を科学原理の基礎を理解し始めた中学生に限定し、また朝から夕方まで丸1日を使って、より踏み込んだ内容を体験して頂けるようプログラムされています。
プログラム名である「Ex.」は、体験(EXperience)、実験(EXperiment)、探検(EXpedition)の頭文字を表しており、4〜6人にグループ分けされた子どもたちが、リコーグループ社員とともに、与えられた課題に取り組みます。
リコーグループは、NPO法人・フォーコネクションと協働し、『夏休みの自由研究に最適!』と大好評だった昨年に引き続き、今年も東京・お台場の日本科学未来館にて、「リコー・サイエンスEx.」を開催しました。キャラバン隊が春先から準備を進めてきた今年のプログラムでは、様々な実験やゲームを通じてリコーの主力製品であるコピー機をはじめ、広く電化製品にその原理が応用されている静電気の仕組みを『体感』して頂くことを念頭に置きました。題して、「静電気でビリビリバンバン」。
8月2日、当日。午前10時半に集合した参加者24名は、まずアイスブレイク(見知らぬ者同士が仲良くなるための小さなゲーム)でお互いに打ち解けました。そして、今年の特別ゲスト、科学実験を通じた青少年育成活動を展開されている『サイエンスクラブ・カメレオン』の皆さんのご協力で、「ヴァンデグラフ(静電気発生装置)」を使って発生させた静電気を使い、「逆立つ髪の毛」や「静電気クラゲ」、「ライデン瓶」や「イライラ棒」等、楽しいゲームの数々で静電気の不思議を体験しました。
お弁当の昼食を挟み、今度はキャラバン隊のタカハシ博士が登場。「帯電系列」の解説と色々な素材による「+」「−」の静電気の発生実験を行ったあとは、最後の仕上げにお馴染み『コピー機になってみよう!』を体験し、この日の思い出を絵日記風のレポートに描いてもらいました(→これは、その場でコピー機の「週刊誌綴じ機能」を使って冊子にまとめ、皆さんのおみやげに...)。
朝の集合時にはお互いにちょっと硬い表情だった参加者の皆さんも、実験イベントが進むに連れて次第に満面の笑顔に。リコーグループ社員によるサポーターも交え、皆が手に手を取り合い輪になって、「ライデン瓶」からの電流が流れた時には、会場内が大きな歓声、笑い声と拍手で包まれました。
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