東京都北区立 滝野川第六小学校から楽しい実験を届けて欲しいとの依頼を受けました。お話をうかがうと、創立88年の歴史と伝統あるこの小学校も少子化の波を受けて、来年の４月に近くの小学校と統合するとのこと。子どもたちにこの小学校での楽しい思い出を一つでも多く作ってもらいたいという先生や保護者のみなさんの願いがこもった出前授業です。
 
実験プログラムは「コピー機になってみよう！」。運営スタッフとして学校側のメンバーにもお手伝いいただき、4〜6年生を対象にコピー機の秘密をみっちりと体験してもらいました。
校長先生のご挨拶から始まった実験タイム。最初は重々しい機材等を見て少し緊張気味のようでしたが、静電気の力を利用した仕組みが分かってくると、「他にも静電気を利用しているものはあるのかな〜！？」と新たな疑問を持ち出す子どももいて、科学への興味の扉を開くお手伝いができたのかなと感じました。
大きな声での挨拶のあと、会場となった体育館から出て行く子どもたちの後ろ姿に、「新しい友だちとも仲良くやれよ」とエールを送って土曜授業の幕を閉じました。
 

運営したリコーグループ社員

 

八千代市内の小中学生が夏休みの自由課題として制作した優秀科学作品が展示される「八千代市科学作品展」。広い市民体育館の約半分は、子どもたちの力作で埋めつくされます。そして、残りの半分は更なる科学への興味を引き出すための仕掛けとして、様々な実験コーナーが並びます。毎年、大規模なイベントを企画し成功させている八千代市教育委員会の熱意には頭が下がります。
 
サイエンスキャラバンは、今年で５年連続の参加。すっかりレギュラーとして定着させていただきました。「コピー機になってみよう！」もすっかりお馴染みとなったようで、キャラバン隊員と顔見知りの親子連れが「ど〜も〜！」と笑顔を見せてくれたりします。
 
各学校の代表作品を作るだけあって、来場した子どもたちの科学への探究心は一際強く、コピーのプロセス毎に大人顔負けの質問を連発。八千代市のゆるキャラ「やっち」も応援に駆けつけてくれて、満員御礼のリコーブースに華を添えてくれました。
 
 
運営したリコーグループ社員