コピーの不思議Q＆A｜Ricoh Japan

コピー機の中は、コンピュータが入っています。 コピー機はものすごい量の画像テータを扱っています。 これらの大量の画像データを扱うには、コンピュータの力が必要なのです。

また最近のコピー機はスキャナやプリンタの機能も備えています。 会社などでは一台のコピー機に、多くのパソコンをネットワークでつないで、多くの人が使用しています。 ですから、パソコンに貯えている、いろいろな資料の画像や文字をプリントしたり、またスキャナとして使って、読み取った画像情報をパソコンに送り、パソコンに貯えるなどの作業もこなしています。

このようにコピー機の中は、コンピュータが入っています。 そして、コンピュータというと、コンピュータ・ウイルスが気になりますよね。

しかし、コピー機は普通のパソコンなどよりもウイルスに強いＯＳ（オペレーティング・システム）で動いています。 また、コピー機の中でファイルを開くことはありませんから、ウイルスにかかることは、まずありません。

ウイルスはメールなどで送られてきたファイルに含まれていることが多いですね。 ウイルスが含まれているファイルを開けると、開けた瞬間にウイルスに感染します。 怪しいファイルは開けてはいけませんね。

またインターネット上でいろいろなホームページを見に行った時、そこにウイルスが仕込まれていると、感染する危険が出てきます。 そういうわけで、パソコンはウイルスにかかる危険が高いので、現在では、ウイルスを駆除するソフトが色々と用意されています。

コピー機には、パソコンのようにファイルが直接、送られてくることはありません。 ファイルはまずパソコンで開き、無事開いたファイルの情報だけがコピー機に送信されますので、この段階ではウイルスが含まれていないことが多いようです。

その上、コピー機はウイルスに強いＯＳを使っていますので、ウイルス感染の可能性は全くゼロではありませんが、感染する危険性はきわめて少ないと考えられます。