「不思議だなぁ...」と思うことが、科学する心の第一歩です。みんなが毎日便利に使っている機械の内側には、そんな不思議の秘密がぎっしり詰まっています。「キッズのためのQ&A」では、タカハシ博士とコーラ隊長が、皆さんから寄せられたコピー機、プリンター、ファックスについての質問にお答えします。なぜだろう?不思議だなぁ!と思ったら、ここをクリックしてメールで質問を送ってください。
コピー機の構造に関する質問
佐野龍太郎くんからの質問:
「プリンタとカラーコピー機の違いは何ですか?」
コピー機は紙を原稿として、紙の原稿に書かれている絵とか文字を、同じ形で他の紙に写し出す(コピーする/複写する)機械です。
それに対しプリンタは、コンピュータ(パソコンなど)の中に蓄えられている絵とか文字の情報を紙に書き出す(プリントする/印刷する)機械です。
コピー機もプリンタも、紙に絵や文字を描き出すという動作は同じですが、作り出す元となる情報が紙に書かれたものか、コンピュータに蓄えられているものか、という違いがあります。
皆さんが実験で分解したカラーコピー機は、コピー機としても使えますし、パソコンとつないで、パソコンに蓄えられている情報を紙に書き出す(プリントする)、カラープリンタとしても使えます。
現在増えている、このような多目的に使えるコピー機は、『Multi Function Printer(MFP=複合機)』と呼ばれています。